ガジェットを処分しドローン講習費を捻出!メルカリで利益を最大化する3つの工夫!

子どもと一緒にドローンの国家資格を目指したいけれど、「受講料が高くて踏み出せない…」と感じていませんか?

私自身、ドローン学習を始めた当初はまとまった費用を用意する余裕がなく、悩んだ末に“ある工夫”を試してみました。

それが、家に眠っていたガジェット類をメルカリで売り、その売上を講習費に充てるという方法です。

意外にも、箱付きの古いスマホや使っていないタブレット、さらには動かないカメラまでが売れていき、実際に二等無人航空機操縦士の講習費用の大半をまかなえました。

この記事では、

  • メルカリで高く売れるガジェットとその特徴
  • 信頼されやすい出品ページの作り方
  • 送料・手数料を考慮した利益最大化テクニック
  • 実際に講習費をどう貯めたかのステップ例

などについて詳しく解説しています。

目次

メルカリでドローン講習費を補填するための断捨離ガイド

ドローン講習費をまかなうために、まず着手したのが自宅の断捨離でした。

とはいえ、ただやみくもに物を手放すのではなく、「メルカリで売れて、しかも高値がつく可能性があるもの」に絞って探すのがコツです。

ここでは、私が実際に売ってみて手応えを感じたアイテムの傾向と、売却のポイントをご紹介します。

使わなくなったガジェットの中で高値がつくアイテムとは

家の中を見回すと、数年前に購入したタブレットや古いスマートフォン、型落ちのアクションカメラが出てきました。

これらのガジェットは、多少古くても正常に動作すれば一定のニーズがあり、高値で取引されやすい傾向にあります。

特に「iPhone」「GoPro」「ニンテンドーDS」などブランド力がある機種は、完動品であれば1万円以上の値がつくことも珍しくありません。

Wi-Fi専用の旧型iPadも教材用途などで人気があり、状態が良ければ十分な資金源になります。

私は大学時代に使っていたiPad mini(第2世代)を8,000円で売却できました。まさか使い道のなかった端末がドローン講習の資金になるとは思ってもみませんでした。

売値を底上げする「箱あり」「説明書付き」の工夫

出品時に驚いたのが、「外箱」や「付属マニュアル」があるかどうかで売れる価格が変わるということでした。

箱があるだけで+1,000円前後の上乗せになるケースもあり、付属品が揃っていることで購入者の安心感が増します

また、元の購入時期や使用頻度、動作確認の内容も説明欄に記載すると、信頼度が高まり売れやすくなります。

時間があるときに古いガジェットの箱を押し入れから探しておくのは、とても有効な準備です。

付属品と外箱の有無が売値を左右する理由

メルカリでは、商品状態の判断材料として「正規の箱があるか」「説明書があるか」を重視する購入者が多くいます。

これらが揃っていると「丁寧に使われていた印象」を与えるため、トラブルリスクが低いと判断され、価格交渉も少なくなります。

とくにガジェット類は発送時の破損リスクがあるため、元箱に入れて送れると輸送の安心感も高まり、相場以上の価格で売れることもあります。

故障品でも需要あり?意外に売れるジャンクカテゴリー

意外だったのが、壊れていても売れる商品があったという点です。

動かないスマートフォンやカメラ、画面に線が入った古いノートPCなども、「ジャンク品」として部品取り目的で需要があることを知りました。

商品説明に「通電不可」「バッテリー不良」「ジャンク扱い」と正直に記載すれば、一定のニーズで売れる可能性があります。

特に技術系のユーザーにとっては修理やパーツ取りに活用できるため、値段を下げすぎないのがポイントです。

使えないiPhone SE(初代)を「部品取り用」として出したところ、3,000円で売却できたのは驚きでした。

ドローン講習費捻出のため売れる出品ページを作る3ステップ|私が実践したテンプレート術

メルカリで売れるかどうかは、商品そのもの以上に「出品ページの見せ方」によって大きく変わります。

とくにガジェット系の商品はライバルも多く、適当に撮って投稿しただけでは埋もれてしまうのが現実です。

ここでは、私が実際に使って効果のあった出品ページの工夫を、3ステップでご紹介します。

商品写真で信頼感を出すための背景と構図の選び方

まず重要なのが、1枚目の画像の印象です。

白いテーブルや明るい木目の床など、背景がシンプルな場所で真上から撮影すると、商品の輪郭が際立ちます。

商品単体・背面・付属品全体・電源ON時の様子など、5枚以上を目安に構図を変えて掲載するのがおすすめです。

また、傷や汚れがある場合はあえて写真で見せることで、購入者の不安を減らすことができます。

私は自然光の入る窓際に白い模造紙を敷いて、その上で撮影しました。照明を買わずとも、スマホの標準カメラで十分綺麗に撮れましたよ。

購入率が上がった説明文フォーマットを公開

次に、説明文の構成にも工夫を入れました。

ただ「○○です。動きます」では不十分で、以下のような簡潔なテンプレートを使うと反応がよくなりました。

私が使っている出品説明テンプレート(例)
  • 【商品名・型番】:○○(モデル番号)
  • 【購入時期】:○○年頃に購入しました
  • 【状態】:動作確認済み/バッテリー劣化あり など
  • 【付属品】:箱・説明書・ケーブルあり
  • 【その他】:ペット・喫煙者なし、簡易クリーニング済み

このように、箇条書きで情報を整理するだけでも、スクロールせずに内容が把握しやすくなり、購入率が上がります。

「即購入可」「値下げOK」など検索に強いワード活用例

最後に、意外と効果があったのが、検索に引っかかりやすいキーワードを説明文や商品名に入れる工夫です。

「即購入可」「24時間以内発送」「箱あり」「動作確認済み」といった文言を入れると、安心感を持たれる傾向があります。

また、商品名に「iPhone 8 本体のみ 箱なし」など、検索するであろうキーワードを網羅しておくとヒット率が上がります。

とくにメルカリ初心者の方は、検索ユーザーが安心できる表現を意識するだけで、取引がスムーズになります。

「値下げ交渉歓迎」と書いておいたら、コメントで交渉される前に即購入されることが増えました。ユーザー心理って面白いですね。

ドローン講習費捻出のため利益を最大化するための出品・発送ノウハウ集

メルカリで商品が売れても、送料や手数料の負担が大きいと、思ったより利益が残らないことがあります。

実際に私も、最初の数件は送料の見積もりが甘く、利益がほとんど出なかった苦い経験がありました。

ここでは、講習費を着実に貯めるために知っておきたい出品・発送時の具体的なノウハウをまとめます。

送料設定で変わる利益率の分かれ道

メルカリでは出品時に「送料込み(出品者負担)」が基本となります。

ですが、送料の計算を誤ると利益がゼロ、あるいは赤字になることもあります。

たとえば厚み3cm以内なら「ゆうパケットポスト」で全国一律210円ですが、サイズが超えると一気に料金が跳ね上がります。

出品前に「このサイズはどの発送方法に乗るか」をシミュレーションしておくことで、無駄な出費を防げます。

私は100均の厚み測定定規を使って、発送前に「ポスト投函できるか」を確認していました。これだけで送料ミスがほぼゼロになりました。

サイズ別・発送方法の料金目安と損しない選び方

出品アイテムに合った発送方法を選ぶのも重要なポイントです。

以下は、よく使う発送方法とその特徴・料金の比較です。

発送方法サイズ・特徴送料(目安)
ゆうパケットポスト厚さ3cm以内・ポスト投函可210円
宅急便コンパクト厚み5cm・専用箱使用450円+箱代70円
宅急便60サイズ60cm以内(縦+横+高さ)750〜850円

壊れ物や高額商品は追跡・補償がある方法を選ぶとトラブルを防げます。

逆に、Tシャツや書籍のような軽量品は最安のクリックポストやネコポスが便利です。

発送トラブルを防ぐために押さえておきたいポイント
  • 商品ページに発送方法を明記する(例:匿名配送、ポスト投函など)
  • 梱包前にサイズ確認をして、予定の発送方法で本当に送れるか試す
  • 高価な商品は匿名配送+補償つきサービスを選ぶ

特にガジェット類は配送中の破損リスクが高いため、ダンボール+緩衝材でしっかり保護することをおすすめします。

手数料と送料を引いた実益計算シートの作り方

メルカリでは、売上金の10%が販売手数料として引かれます。

さらに、発送時の送料を差し引いた残りが実質の利益となるため、「見た目の価格=利益」ではありません。

私の場合、Googleスプレッドシートで以下のような管理表を作って利益を可視化していました。

商品名売値手数料送料利益
iPad mini28,000円800円210円6,990円
DS Lite(箱なし)2,500円250円230円2,020円

このように数字で把握しておくと、次に何を出品すべきかの判断材料にもなります。

最初は面倒に感じましたが、表にすることで「あと何件売れば講習費に届くか」が家族で共有できるようになり、モチベーションが続きました。

ドローン講習費を目標にするなら?売上計画の立て方と実例

「売れたらラッキー」ではなく、「ドローン講習費を貯めるためにいくら必要か」を明確にすることが、成功への第一歩です。

ここでは、私がどのように目標金額を設定し、何をどれだけ売れば届くかを逆算したかをご紹介します。

数字で計画を立てることで、家族も巻き込みやすくなり、行動のモチベーションが維持しやすくなります。

二等資格の講習費(約6万円)を貯めるためのステップ

まず知っておきたいのが、二等無人航空機操縦士の講習費用の相場です。

一般的な民間スクールの場合、学科・実技・登録講習のセットで約6万円前後が必要です(場所や講習機関によって差あり)。

私はこの6万円を目標額に設定し、そこから手数料・送料を差し引いた純利益ベースでの達成を目指しました。

そのためには、売値で考えると7万円以上の商品を出品する必要がありました。

金額を「6万円」と具体化したことで、家族も「あといくら」と意識しやすくなり、次第に子どもたちも「これは売れるかな?」と協力してくれるようになりました。

講習費を用意したあとは、スクール選びも重要です。

比較やチェックポイントを知って、失敗を防ぎましょう。

私が売ったアイテム組み合わせ3パターンと実売価格

以下に、私が実際に売った商品の組み合わせと、その売値(実売価格)を3パターンに分けて紹介します。

組み合わせ主な商品合計売値実益(目安)
パターンAiPad mini2、PS3本体、DSソフト5本15,000円約12,000円
パターンB古いノートPC、スマートウォッチ、デジカメ23,000円約18,000円
パターンCBluetoothスピーカー2台、ルーター、電動工具16,000円約12,800円

これらを組み合わせて売ることで、結果的に約6万円分の利益を得ることができました。

「高額商品を1つ売る」よりも、「中価格帯を多数売る」方が安定して積み上がる印象です。

目標額到達までの記録術と家族と共有した進捗表

計画を立てたあと大事なのは、「あといくら足りないか」が見えるようにすることです。

私はGoogleスプレッドシートで、売上・手数料・送料・利益の記録を日付順に並べ、目標金額に対して「現在の達成率」を自動表示する仕組みを作りました。

さらにリビングのホワイトボードに、「あと〇〇円!」と書いて可視化しておくことで、家族全体で同じゴールを意識できました。

進捗共有で得られた3つの効果
  • 家族全員が目標に向かって応援してくれる
  • 自分が行動をサボったときに気づける
  • 「あと少し!」という達成感でラストスパートが楽しくなる

子どもに「もうすぐ6万円!」と言われるたびに、こちらもやる気が出て、まさに“親子で伴走する”プロセスそのものだと実感しました。

まとめ:使わないガジェットが親子のドローン講習費になる仕組み

家の中にある使っていないガジェットや古い端末が、ドローン講習費という明確な目標のもとで価値を持ちはじめたとき、私たち家族の行動にも変化が生まれました。

ただの“断捨離”ではなく、“未来の投資”として出品を進めていくプロセスには、想像以上の手応えがあります。

最後に、出品にあたって注意しておきたいチェックリストと、今すぐ始められるステップをご紹介します。

失敗しないための出品前チェックリスト5項目

売却による利益を確保するためには、事前の準備が非常に重要です。

以下のポイントを確認しておけば、出品後のトラブルや赤字リスクを大幅に減らすことができます。

出品前のチェックリスト(5項目)
  • 動作確認・初期化は済んでいるか
  • 写真は5枚以上、清潔感のある背景で撮影されているか
  • 送料と発送方法は事前に見積もってあるか
  • 商品説明に嘘や曖昧な表現がないか
  • 手数料・送料を引いた利益計算は済んでいるか

とくに「送料を含めた価格設計」だけは、初心者ほど後回しにしがちなので、慎重に確認しておきましょう。

私は最初の出品で送料を忘れていて、実質500円の赤字でした。2回目からはこのチェックリストを印刷して、出品ごとに見直しています。

今すぐ出品に踏み出すための準備ステップ

これまで出品経験がない方でも、今日から始められるよう、最低限の準備ステップをまとめました。

最初の一歩を踏み出すことで、親子の未来につながる資金が動き始めます。

  • 家の中を1か所決めて、売れそうなガジェットを3点探す
  • 清潔なテーブルで写真を撮る(スマホでOK)
  • 商品の型番と購入時期をメモしておく
  • メルカリの出品画面で下書き保存まで進めてみる
  • 家族に「これ売ってみようかな」と相談してみる

大切なのは、「売れそうなものを持っていそう」よりも、「行動を始める」ことです。

そして講習費を稼ぐという明確な目標があれば、売ること自体が学びとなり、子どもにも“準備の大切さ”を背中で見せることができます。

あなたの家の中にも、未来への資金が眠っているかもしれません。

せっかくのドローン、資格取得後は親子で楽しく活用してみませんか?

おすすめの体験事例を紹介しています。

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